kt's eye

ライブのこと、映画のこと、本のこと、美術展のことなどなど、つらつらと書いていきます。

1/7 Remi 1stアルバム"Ripple"発売記念ライブ@THE WIZ

Personnel

Remi(vo)

武藤勇樹(pf)

長谷川英喜(b)

奥村将和(ds)

 

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昨秋初めて聴かせていただいたRemiさん。

声色、ボーカルセンス、心地良いスキャット

Verseから曲に入る真摯な姿勢に惹かれたボーカリスト

 


今回は彼女の1stアルバム発売記念ライブ。

ピアノの武藤さんとのDuo作品ですが、

名古屋は以前ライブした長谷川さん、奥村さんとのバンド編成。

 


1stの途中からお邪魔しました。

 

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Remiさんの良さは、

低音域でのボーカルの響き、

芯がしっかりした声色で発せられるボーカル、

体や表情豊かに体現される姿。

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この日、最も目と耳が惹かれたのは、

急に演りたくなったというAngel Eyes。

アダルトな妖艶さを感じさせる雰囲気と

その即興的対応力がJazzらしさを感じた次第です。

 


更に、スキャットでのグルーヴ感、リズム感、

聴く側も曲の世界により近づけてくれるのも良さです。

 


1stアルバムは、カバーやJazzスタンダードを

中心に構成されているのですが、

アルバムでもライブでもマストナンバーが2曲。

 


1曲はA Voiceでの音域広く堂々と歌う姿、

そして、その声量と迫力が鳥肌ものでグッと心を掴まされました。

 


そして、もう1曲はオリジナルLife Goes On。

如何なる苦難に対し、前向きに生きていけという

メッセージ性とポジティブなLyric、

それをしかと訴える力もお見事。

 


このアルバムをサポートする武藤さんはお初。

先に入手していたアルバムでの鍵盤タッチは、

柔らかさと美しい旋律が素晴らしく、

ライブでも、WIZさんのスタインウェイのピアノを

音映えする見事なコンタクトぶりでした。

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名古屋組もそれに負けじとお2人をサポート。

Remiさんもバンドサウンドで歌えることが楽しげ。

 


活動6年目、1stアルバム発売により、

1つの到達点に至ったRemiさん。

ここからのステップをどう踏んでいくのか、

その活動を今後も注目していきたいと思います。

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Set List

1st

Crazy He Calls Me

The Nearness Of You

Angel Eyes

My Favorite Things

A Voice ※pf Duo

 


2nd

Like A Lover

The Moon ,the Stars,With You

Will Be Together Again

Life Goes On ※pf Duo

Just One Of Those Things

What A Wonderful World

 


Encore

Auld Lang Syne 

 

Remiさんのオリジナル、Life Goes On。

彼女のYoutubeチャンネルに掲載されてました。

この時のピアノは永田ジョージさんです。